正射影と透視投影

概要

3次元物体を2次元にそのまま平行に投影したものを正射影(平行投影)、3次元物体を1点に集まるように投影線を引き投影するものを透視投影と呼びます.
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この章を学ぶ前に必要な知識
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効果
  • 正射影は平行に投影する、透視投影は一点に向けて投影する

解 説

投影図には代表的な投影法として正射影と透視投影があります. 簡単には、3次元物体を2次元にそのまま平行に投影したものを正射影(平行投影)、3次元物体を1点に集まるように投影線を引き投影するものを透視投影と呼びます. 正射影(平行投影)は3次元物体をそのまま投影面に平行に投影します. 透視投影は3次元物体を1点に収束するように投影します.
正射影と透視投影とは
正射影と透視投影での 各座標点の変換の様子
透視投影の方がより人間の視覚に似た投影を行うことができる(カメラと同様)一方で、 正射影はやや違和感のある投影となる. 透視投影では投影面上で(x/z, y/z, 1)となるようにzが遠いほど投影されたときの座標の値が小さくなる.すなわち遠いものほど投影面の中では小さく写ることとなる. 正射影では1点に歪めることがないため、各辺の長さは実寸となる.
正射影と透視投影の特徴
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